私が税理士として独立しようと思ったのは、税理士試験で最後の科目である相続税法を勉強していた時でした。
勉強の合間にある1冊の本と出会ったことで、「税理士試験に合格したら税理士として独立しよう」と思うようになったのです。
税理士として独立しようと思うようになった前と後とでは、私自身に多くの変化がありました。
そのうち、特に変わったと思える3つのことについてお話しします。
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読書をするようになった
税理士として独立しようと思うようになってからの最初の変化は「読書をするようになった」ことでした。
正直に言いますと、私は独立しようと思うまでまったくと言っていいほど読書をしませんでした。
読む本といえばマンガくらいのものでで、特に理由もなく活字の本を敬遠していました。
それが独立しようと決めてからは「いろいろなことを知りたい」という欲が出てくるようになりました。
いろいろなことを知るには、読書をするのがいちばん手っ取り早い方法です。
ですから、自然と読書をするようになりました。
私が読むジャンルは、会計や税務に関する本はもちろん、ひとり税理士の方が書かれている本、そしてそれ以外のビジネス本などです。
会計や税務の本に偏ることのないよう、様々なジャンルな本を読むように意識しています。
読書をするようになって、
「本は自分の知識を広げてくれるだけではなく、考え方にも良い影響を与えてくれる」
と改めて思うようになりました。
また、ストレス解消にも有効であると感じています。
まだ、月間5冊程度と少ないですが、これからも継続していきたいと思っています。
自費でセミナーに行くようになった
2つ目の変化は、「自費で自分が行きたいセミナーに参加するようになった」ことです。
今までセミナーと言えば、税制改正のセミナーのような事務所で申し込んで行くものしか参加したことがありませんでした。
そのようなセミナーは、仕事には関係あるけれどあまり自分が興味ないことがテーマであることが多いです。
独立をしようと決めてからは、本当に自分が行きたいセミナーに自費で申し込むようになりました。
特に少人数のセミナーに行っています。
少人数のセミナーは講師との距離が近い分質問もしやすいですし、参加型のセミナーが多いので理解も早く、印象にも残ります。
なにより、自分が行きたいと思って申し込んだわけですから、聞いていて眠くなることもありません。
また、セミナー後は懇親会に参加するようにしています。
懇親会では、セミナーの講師だけでなく、セミナーの参加者の方たちとも交流できます。
同じセミナーに参加する方は、考え方が自分と近い方が多いので、懇親会での会話も、ものすごくタメになります。
もし、私のように独立を決意された人がいたのであれば、自分が行ってみたいと思うセミナーに積極的に参加してみることをおすすめします。
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自分で発信してみようと思った
3つ目の変化は「自分自身で考え方などを発信してみようと思った」ことです。
読書をし、セミナーに参加することで、いろいろなことを知る機会が増えました。
そしてそれを繰り返すことで、自分の考え方や方向性も定まってきました。
すると今度は、自分から情報を発信したいと思うようになったのです。
このブログもその一環です。
めんどくさがりの私がブログを開設することになるなんて夢にも思っていませんでした。
10年前の私が今の自分のことを見たならば、あまりの変化に驚くでしょう。
めんどくさがりなのは今でも変わりませんが、自分が楽しいことであれば続けることができます。
ブログは私の性に合っていたようで、今も楽しみながら更新しています。
このブログを通して、こういう考え方や生き方もあるのかと思っていただけたら嬉しいですし、自分が発信することで、少しでも誰かの役に立てたらと思って日々更新しています。
□編集後記□
昨日は久しぶりにジムへ行きました。
行ってしまえば楽しく運動できるのですが、行くまでが重いんですよね。
体重も90に差し掛かりそうなのでそんなことも言ってられないです。
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