世の中には値段が高いもの、安いもの色々あります。
何に価値を感じるかは人それぞれです。
私がひとり税理士として独立したら提供したいことについて考えてみました。
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価値観は人それぞれ
価値観は人それぞれです。
飲食店に当てはめると、安いものをたくさん食べたいという人もいれば、高いものを少しだけ食べたいという人もいます。
また、店の雰囲気にこだわらず安くて良いものを提供してくれる店を求める人もいれば、そこそこ高級な雰囲気な店で高くても良い物を提供してくれる店を求める人もいます。
価値観は多種多様であり、それぞれに需要と供給があり成り立っています。
どういう顧客をターゲットとするかは経営を行う上で重要な要素となります。
会計事務所に求められるもの
会計事務所に求められるものもさまざまです。
値段が安いところが良いと考える人もいますし、値段ではなくて価値のあるものを提供してくれるところが良いと考える人もいます。
または、規模が大きいところを求める人もいれば、逆に規模が小さいところを求める人もいます。
会計事務所もどういう顧客をターゲットとするかを考えなくてはなりません。
安い金額で大量の仕事を請けるのか、高い金額で顧客数を絞るのか。
ひとつの業種に特化するのか、それとも業種を絞らないのか。
相続に特化するのか、相続はやらないのか。
などなど、考えるべきところは多くあります。
ただ、間違いなく言えることは、会計事務所において、値段が安くて良い仕事というのは基本的に存在しないということです。
もしそれが存在するのであれば、それは誰かが犠牲になっています。
もしかしたら、所長が生活のすべてを仕事に捧げているかもしれませんし、従業員がサービス残業をしているのかもしれません。
そのような状態は長続きしませんし、税理士業界にとっても良い状態とは言えません。
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独立後提供したいもの
私自身は今後、従業員を雇わずひとり税理士として独立したいと考えています。
従業員を雇わないので、安い仕事を大量に請けることはできませんし、やりたいと思いません。
組織再編や国際税務などの専門業務もできませんし、相続も専門ではやりません。
しかし、開業支援や小規模事業者に対する支援、クラウド会計やITをつかった業務効率化支援などは得意としています。
また、何をどこまで求められるかはお客様によって違うと思いますので、その違いに合わせて柔軟に対応していくことができます。
組織の場合は業務平準化が求められますので、柔軟に対応できるのがひとり税理士の魅力でもあります。
その他にも、ブログでの発信やセミナー、執筆などを通してひとりでも多くの人の役に立ちたいと思っています。
□編集後記□
最近、いろいろこれからの人生を考えさせる出来事がありました。
何を優先させるのかは人によって違うと思いますが、私は後悔しないように自分で道を選択したいです。
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