野菜を育てて気づいた、仕事にも活きる「観察力」と「対応力」

仕事観

現在の住所に移ってから、なんとなく趣味で始めた野菜の栽培。
正直、最初は「なんとなく楽しそうだな」という軽い気持ちでした。
ところが、土を耕し畑を作り、野菜を植え、日々の成長を見守るうちに、ただの趣味では終わらない発見がありました。

それは、「変化を読み取り、適切に対処する力」が問われるということです。
これはただの趣味に収まらず、仕事にも生かされているということに気づきました。

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野菜は黙っていない

野菜は口こそききませんが、実はとても雄弁です。
葉の色が少し薄くなってきた、元気がなくなった、土が乾きすぎている、虫がついた、枯れてきた、茎は伸びるけど実がつかない…。
など、小さなサインが、調子の良し悪しを物語っています。

水が足りないのか。
肥料が多すぎたのか。
病気の前兆か。

その都度、原因を考え、調べて、仮説を立て、対処する。
これはそう、まるで問題解決型の仕事そのものです。

「観察」と「対応」のサイクルが自分を鍛える

野菜を見て、変化に気づき、考え、行動し、結果を観察する。
このサイクルを繰り返す中で、「変化を見逃さない目」と「適切な行動を選ぶ力」が、自然と磨かれていきます。

そしてこの力は、確実に仕事にも役立ちます。

たとえば、お客様の空気が微妙に変わったとき、日々の数字の動きに違和感を覚えたとき。
普段なら見過ごしてしまうような「小さな変化」に気づけるようになった。
そんな実感があります。

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「育てる」経験がくれる、忍耐力と余白と余裕

野菜を育てるという経験は忍耐力も磨かれます。
野菜によっては成長が遅いものもあるので、成長するまで我慢して見守ることも大切です。
これは、人を育てることにも共通して言えることです。

また、自然と向き合う時間は、心の余裕も生み出してくれます。
目の前の野菜に集中すると、不思議とスマホも通知も忘れられる。
心が洗われ、精神がリセットされる感覚があります。

そして、その心の余白が、仕事でも冷静な判断を支えてくれる。
育てるという行為は、ただの趣味以上に、人生のバランスを整える営みかもしれません。

まとめ

野菜栽培、正直なめてました。
でも、やってみてよかった。
もしかしたら、散歩を超える最強の趣味なのかもしれません。

もし「最近、仕事が忙しすぎる」と感じている人がいたら、ぜひ一度、プランターでもいいから土に触れてみてください。
そこには、意外な気づきと学びが待っています。

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