PCのトラブルばかりの日もあるけれど、乗り越えれば成長できる

PC関係のトラブル
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独立してから何度もPC関係のトラブルに見舞われています。
トラブルの原因はその時々で違うのですが、その都度調べて、なんとか対処しています。
トラブルは無いのが一番ですが、乗り越えることができれば自分自身の成長につながります。

 

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独立後はPC関係のトラブルも自分で対処しなければならない

独立後、PC関係のトラブルには幾度となく見舞われています。

私が仕事に使っているPCはMacBook Pro13インチなのですが、会計ソフトや税務ソフトなどはMacに対応していないものがほとんどです。
そのため、「Parallels Desktop 14 for Mac」というソフトを利用して、Windows10を導入しています。(こういった環境を仮想環境と言います)

Mac標準のBoot CampでもWindowsを利用することができるのですが、コチラはMacとWindowsを同時起動することができません。
Parallels Desktopであれば同時起動をすることができ、一瞬で切り替えることもできます。

「MacでWindowsを使えるのであれば、もうWindowsはいらないのでは?」
と思われるかもしれませんが、そんなに手放しで喜べる状況ではなく、MacにParallels Desktopを介してWindowsを入れるということですので、単純にWindowsのPCに比べてトラブルが発生する確率が上がります。
また、PC自体もそれなりのスペックが必要となります。

しかも、いざトラブルが発生した場合、Macの問題なのか、Parallels Desktopの問題なのか、Windowsの問題なのか、それとも全く違う何かが問題なのかを分析して対処しなければなりません。
(こういったことが嫌で、WindowsのPCに戻りたいと思ったことが何度もありますが、Macが使いやすいこともあり、この環境を続けています。)

独立後は、どのような環境で仕事をし、どういったPCを使うのかは自由ですが、トラブルがあった場合は自分自身で対処しなければなりません。

 

先日あったPC関係のトラブルの事例

この記事を書いている時点から、1ヶ月以内で次のようなトラブルがありました。

  1. 外部モニタに接続するとカードリーダーが認識しない
  2. 申告書の控えが印刷されない
  3. 申告書の控えを印刷しても右端が切れる

 

外部モニターに接続するとカードリーダーが認識しない

ある日電子申告しようとしたら、カードリーダーが認識しないということがありました。
今までは普通にできていたのに突然できなくなったのです。

カードリーダーのドライバをインストールし直しますがうまくいきません。

そこで、以前できていた時と何が変わったのかを、検証しました。
すると、外部モニターが原因では無いかという疑問にたどり着きました。

私はExcelで長作業をするときや、資料を作成するときなどは外部モニタにつなげています。

クラムシェルモード

自宅での作業はMacBook Proのクラムシェルモードに32インチ4Kモニター

モニターはPCを購入し、しばらくしてから購入しました。
そういえば、以前電子申告したときは、モニタを購入する前だったことに気付いたのです。

結果は正解で、モニターをつなげずにカードリーダーを挿せばPCが認識して、無事に電子申告することができました。
ただ、その後もう一度モニターをつないでカードリーダーを挿すとエラーが出てしまい、ドライバーをインストールし直さなければならないという現象が発生しました。

これらの結果から、電子申告するときは外部モニターにつなげないという結論に至りました。

多分、原因はモニターとParallels Desktopの相性ではないかと思いますが、他のモニターで試してないのでわかりません。
ただ、カードリーダーが認識しない原因がモニターにあり、「モニターにつなげなければエラーが出ない」ということが分かっただけでも十分です。

 

申告書の控えが印刷されない

先日は、電子申告はできたけどその後の申告書の控えを印刷することができないというトラブルが発生しました。
税務ソフトはJDLを使用しているのですが、何度印刷しようとしても印刷中の画面がずっと終わらないのです。

終わらせるにはタスクマネージャーを使用して強制終了するしかありません。

その後いろいろ試すうちに、なんとか印刷できる条件を見つけました。
それは、Parallels Desktopの表示をウインドウモードにするということです。

Parallels Desktopの表示モードは、フルスクリーンモード(全画面表示)とウインドウモード(Macの中にWindowsを同表示させる)を切り替えることができます。

ウインドウモードはこのような感じです。
Macの中にWindowsがあります。

理由はわかりませんが、フルスクリーンモードでは印刷できず、ウインドウモードなら印刷できるという状況でした。
この結果から、申告書の控えを印刷するときはウインドウモードで行うようにしています。

ちなみにParallels Desktopのフルスクリーンモードとウインドウモードは、画面上部の表示から切り替えることができます。

 

申告書の控えを印刷しても右端が切れる

上記のトラブルの後も、さらにトラブルがありました。
いざ、印刷された帳票を見たら、右側が切れて印刷されていたのです。

正直、これは税務ソフトのエラーかと思ったのでこればかりはJDLのサポートに電話しました。

すると、
「JDLのソフトはディスプレイのテキストサイズが150%までしか対応していないため、それ以上だと右側が切れることがある」
との回答でした。

・・・そんなことあるのかと思いつつ、
Windowsのデスクトップ画面で右クリックをし「ディスプレイ設定」を開きます。

その後、「拡大縮小とレイアウト」を150%以下にしました。

すると無事、右側が切れずに印刷することができました。

追記:
もしも「拡大縮小とレイアウト」のところが選択できない場合は、Parallels Desktopを開いた時の画面上部の「表示」を選択し、「Retinaの解像度」を「サイズ調整される」に変更してみてください。
そもそも、「Retinaの解像度」が表示されていない場合は、外部ディスプレイを繋ぎ直してみると表示されることがあります。

 

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PCトラブルを乗り越えれば成長できる

独立してからの大きなトラブルは上記の事例ですが、これら以外にも小さなトラブルは日々起きています。
トラブルがあると時間が取られますが、解決法を見つけて実践すれば同じトラブルは起きません。

そして何よりも、トラブルが発生した時に自分で解決することができれば、PCの知識や技術はもちろん、トラブルの原因は何かを分析して突き止める能力が上がっていきます。

先ほどの事例ですと、
「Macの問題なのか、Parallels Desktopの問題なのか、Windowsの問題なのか、それとも全く違う何かが問題なのか」
を分析して突き止めました。

独立するとトラブルはPC関連だけでなく、さまざまなところで起こります。

そうした時に、何が原因でどうすれば解決できるのかを分析し、対処する能力が重要になります。
PCでトラブルがあった時に自分自身でトラブルを解決することで、そうした能力が磨かれ自分自身の成長につながるのです。

 


□編集後記□
今日、Excelがやけに重いなぁと思ってふとファイルのサイズを見ると40MB以上ありました。
原因は空白セルにデータが入ってしまっていたことです。
シートが10個以上あったので、とりあえず別シートに必要な部分だけをコピーして削除を繰り返しました。
結果40MBが450KBになり、軽くなりました。
Excelがやけに重いと感じたら、ファイルサイズを確認してみましょう。

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