答練の結果が悪くても、直前2週間で逆転できる!

直前2週間で逆転
直前2週間で逆転
勉強法

大原の全統も終わり、答練もいよいよ佳境となってきました。
答練の結果に一喜一憂している方も多いと思います。
答練の結果も大事ですが、もっと大事なのは答練期間が終わってからの、試験直前2週間です。
試験直前2週間次第で、合否が決まると言っても過言ではありません。

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答練の結果は過去のもの

今の時期は、全統の結果がそろそろ出た頃でしょうか?
答練もあと残すところ数回となりました。

答練では、上位30%が合格ラインと言われています。
確かに本試験の合格率や合格者数から考えても妥当な数字だとは思います。

ただ、明らかに一つ違うと言えることは、答練を受けた時期と本試験の時期は異なるということです。
ということは、その答練を受けた時期での実力順と、本試験の時期の実力順は異なるということです。

受験生はみな日々勉強していますから、その日その日によって実力順は大きく異なってきます。
答練を受けた時点では上位30%に入っていたとしても、本試験のときは上位30%に入っていないかもしれません。

逆に言えば、答練を受けた時点では上位30%に入っていなかったとしても本試験のときに上位30%に入っていればよいのです。
ですから、答練の結果は気にせず、本試験に向けて自分の実力を上げることを考えて勉強するようにしましょう。

 

私の場合の答練の結果と本試験の結果

私は去年相続税法に合格し、官報合格を果たしましたが、答練の結果は決して良い方ではありませんでした。

大原の全統も、TACのオープン模試も上位50%でした。
普段の答練も上位30%前後をうろうろしていました。

それでも、本試験では今年は合格出来ると思って勉強していましたし、結果合格しました。
なぜ、合格できると思っていたかと言いますと、自分を鼓舞するためというのもありますが、今までの経験から試験直前で一気に実力を上げられると思っていたからです。

私自身、勉強に関しては超スロースターターでした。
ディープインパクト並みの追込型です。

コンディション

コンディションを整えて税理士試験に合格する!

もちろん、普段の答練も本気ではやっているのですが、なかなか成績が上がってこないのです。
それはなぜかと言いますと、本当の意味での理解が伴ってくるのが、だいたい試験直前2週間前以降なのだからだと思っています。

私が思う本当の意味での理解とは、理論と計算が完全にリンクしている状態です。
抽象的な表現で申し訳ないのですが、税理士試験の受験経験者なら理解してくださると思います。

特に社会人で、仕事をしながら勉強されている方は追込型が多いのではないでしょうか?
追込型の方の場合は試験直前2週間で、一気に実力を上げることができます。

ですので、答練の結果が良くない方はここで諦めず踏ん張りましょう。
もちろん、それ以外の方も試験直前2週間は実力を上げるチャンスです。

 

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試験直前2週間の過ごし方

試験直前2週間は、ある程度勉強計画を立てましょう。
本試験までにやり残すことがないようにするためです。

本試験までにやり残したことがあると、結果はどうであっても試験後に後悔することとなります。
もしもやり残したことが本試験に出題されると精神的に参ってしまいます。

ですので、普段はそんなに勉強計画を立てない私も、試験直前2週間前だけは別でした。

計画の立て方

勉強計画は細かく立てるよりも、大雑把な方が良い

日ごとに、「どの理論を回すか」や、「どの答練を解くか」を決めていました。
そのときに気をつけてほしいのは、範囲を広げすぎないことです。

直前になると、不安な気持ちからいろんなことに手を出しがちです。
しかし、2週間で新しいことを覚えようと思っても不可能です。

もしかしたら逆効果になるかもしれません。
あくまでも、今までの総復習に努めましょう。

私自身も振り返ると、合否を分けるのはいつも、みんなができたところを確実に正解できたかどうかでした。
100点を取る試験ではありませんので、ミスをしないことを心がけましょう。

この1年間で1番ツライ2週間がやってきます。
しかし、逆に言えばそれだけツライのも、今まで本気でやってきたからです。
2週間、自分を信じて頑張ってください。

 


□編集後記□
昨日、息子がようやく自分の力で立ち上がりました。
必死に頑張る姿を見ているとうるっときます。
これからの人生はいろいろ乗り越えること多いですが、乗り越えていってほしいです。

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