私が税理士になろうと思って勉強をはじめたのが、今から約10年前のことでした。
それから継続して勉強するようになり、何とか税理士試験に合格し、今に至っています。
10年前に勉強して税理士になろうと思っていなければ、当然今の私はいません。
勉強するという習慣は10年で大きな差となります。
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税理士になろうと決めた10年前
私が税理士になろうと決めたのは、今から約10年前のことです。
会計事務所に就職して2年ほど経過した頃でした。
会計事務所に就職してすぐの私は、「勉強なんてしたくない」と思っていました。
税理士試験は受験資格が必要で、私が税理士試験を受けようとするなら、日商簿記1級もしくは全経上級、または実務経験3年が必要でした。
(今は実務経験2年ですが、当時は3年必要でした。)
ですので、就職してから2年間は勉強せずおこうと思っていました。
ただ、幸か不幸かちょうど私が就職した次の年に、同じ職場で働いている先輩が税理士資格を取得しました。
そのおかげで、所長先生から、「細野くんも税理士を目指して勉強するべきだ」というプレッシャーがかかるようになってきました。
税理士を目指すかどうかは個人の自由ではあるのですが、勉強をすべきという雰囲気のなか、勉強をせずに仕事を続けるのはなかなか気まずいことです。
そういった経緯もあり、今から10年前に税理士なるために勉強をはじめました。
このことは、当時の私にとってはプレッシャーでしたが、そういう雰囲気にしてくれた先生と先輩への感謝と、そこで勉強をすることを選択をした自分を褒めてあげたいです。
そのおかげで、今の自分があり、これからに繋がっています。
正直、あのとき勉強をするという選択をしていなかったことを考えるとゾッとします。
勉強の習慣は今も続いている
税理士になろうと決めて勉強をはじめてからは、税理士試験を受けない年があったり、全く勉強に身が入らなかった年もありましたが、税理士になった現在まで、なんだかんだ勉強をする習慣は続いています。
勉強をする習慣があるというのは、とても大きなことだと実感しています。
税理士試験は去年で卒業しましたが、今年も大原のWEB通信で所得税の勉強をしています。
試験を受けるわけでなく、所得税の勉強がしたいと思ってしているわけです。
このことは、10年前の私では考えられないことです。
私は、小学生のときの夏休みの宿題は、最終日になって泣きながらやる派でした。
当時の私が、現在の私を見たらきっと驚くことでしょう。
このように勉強の習慣が付いたのも、税理士試験のおかげと言えます。
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常に10年後を見据えよう
いつも私が気をつけているのは、常に10年後を見据えて行動するということです。
10年前に10年後の自分を見据えて勉強し始めたので、今の私がいます。
今も、今から10年後の自分を見据えて行動するようにしています。
独立を決めたのも10年後を見据えているからです。
「10年前にもっと勉強していたら」と後悔しても意味がありません。
10年前にはもちろん戻れないからです。
もしも今、後悔していることがあれば、今から始めるべきです。
今始めなければ、きっと10年後に「10年前にやっておけばよかった」と後悔するに違いありません。
10年後に日本はどのような世の中になっているか分かりませんが、10年後に後悔しないためにも、今のうちから行動を起こしましょう。
□編集後記□
息子がここ1ヶ月くらいで3度目の発熱です。
子供はよく熱を出すとは聞いていましたが、ここまでとは予想していませんでした。
息子が熱を出すたび胸が苦しくなりますが、父親としても精神的に成長せねばと思います。
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