お金をかけるところと、かけないところ。メリハリをつけるべき

メリハリをつける
メリハリをつける
経営術

事業を行っていくうえでは、いろいろな経費が必要です。
物を売る場合は仕入れにかかる代金が必要ですし、人を雇えば人件費が必要です。
事務所を借りれば家賃や電気代なども必要となります。
今回は、そういった経費にまつわるハナシです。

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事業にはいろいろな経費がかかる

事業をおこなっていくうえでかかる経費には、様々なものがあります。
たとえば一般的な会計事務所ですと、会計(税務)ソフト、パソコンなどの備品、家賃、人件費、電気代、通信費、交通費、セミナー代、書籍代、ITツール(Excelなど)の使用料、会費、交際費などなどです。
また、お金を借りれば利息もかかります。
その他、経費ではないですが利益が出れば所得税や法人税がかかりますし、消費税も払わなければなりません。

会計事務所は物を売る商売ではありませんので、仕入れというものはありません。
(物を売っているところもあるかもしれませんが)
それに対して、物を売る商売の場合はまず商品を仕入れる必要があります。

このように、経費は事業によってさまざまです。
経費をかけようと思えばいくらでもかける事ができますし、逆に節約しようと思えばできます。

どこにお金をかけるかは自由ですし、どこにお金をかけるかが経営の難しいところであり、醍醐味とも言えます。

 

独立すればどこにお金をかけるかは自由

従業員の立場ですと、ここにお金をかけて欲しいと思ってもなかなか上手くいかないものです。

たとえば、会計事務所の場合はMacを使いたいと思っても、許してもらえるところはほとんどないでしょう。
一般的な税務ソフトはMacに対応していないからです。

また、会社の意向で行きたくないセミナーに行かなければならないこともあります。
逆に、行きたいセミナーへ行けないことも多くあります。

それが独立すれば、どこにお金をかけるかは経営者の自由になります。
ちなみに私の場合は独立に向けてMacBook Proを購入しました。

MacBook Pro

仕事道具紹介〜MacBook Pro 2018年モデル〜

また、独立にあたって参考になりそうなセミナーなどにも参加するようにしています。

これらは雇われているだけなら考えられなかったことです。

 

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お金をかけるところと、かけないところ

独立して事業を行っていくうえでは
「どこにお金をかけてどこにお金をかけない」
という判断は常におこなっていかなければなりません。

その上で、お金をかけるところとかけないところはメリハリをつけることが大切です。

 

お金をかけるところ

お金をかけるところというのは、一般的には事業に必要なの機械だったり、毎日使うもの、そして商品となるものなどです。

私の場合、毎日使うものはPCです。
MacBookProはスペックを妥協せずに購入しました。

それなりの値段がしましたが、安いものを選んであとから後悔するよりは高いものを買っておいたほうが良いです。

また、税理士の場合は知識が商品となりますので、セミナーや本での学習にかかる費用もお金をかけるべきです。

しかし、これが建設業の場合は、PCにお金をかけるよりは、道具などを運ぶトラックだったり、建設用の工具だったりにお金をかけるべきです。

飲食店の場合は、素材などこだわるところににお金をかけるべきでしょう。

このように、何にお金をかけるかは事業の種類によって違います。
お金をかけるべきところは妥協せずに投資するべきです。

 

お金をかけないところ

それに対して、お金をかけないところは徹底してお金をかけないでおくべきです。
金額の大小ではなく、必要ないものには1円でも払いたくないのが人間です。

私の場合は、今の所事務所を必要としていないので家賃は払いませんし、高額なサーバーや複合機はいりません。
また、税務ソフトにもなるべくお金をかけたくありません。
先日も、税務ソフトをいろいろ検討しましたが、結局1番安いものに落ち着きました。

必要ない経費は徹底的に削りましょう。
(自分への戒めも兼ねています。)

 


□編集後記□
気が早いかもしれませんが、税理士登録の変更に関する書類を書いています。
めんどうなのが、税理士証票に貼る写真を取りなおさなければならないところです。
今の時期に、ネクタイとジャケットを着用しなければならないなんて地獄です。

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