独立に当たって、最近よく考えるのが「自分自身の強み」についてです。
普通に考えれば、「強み=長所」なわけですが、どこからが強みなのかという問いに明確な答えはありません。
強みについて私なりに考えてみました。
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強みとは?
強みというは大きく分けると、2種類あると考えられます。
ひとつは資格のようにカタチとして見えるものです。
私の場合は、税理士資格が該当します。
これは、明確に証明することができますから、強みとして挙げるのは簡単です。
そしてもうひとつは、カタチとしては見えないけど、経験や考え方、好みなどから得られるものです。
私の場合は、11年間の税理士事務所勤務で得たものや、若いということ、柔軟性があること、PC関連はひととおりできること、クラウド会計が使えることなどでしょうか。
こちらは、資格と違ってカタチとして見えないため、強みとして挙げるのが難しく、また、それが本当に強みなのかどうかもわかりません。
それに、ひとつの強みだけで他の同業者と差がつくかといえば、なかなか難しいものです。
ダントツで1位だと言えるものがあればよいのですが、そんな方はまれです。
例えば税理士資格ひとつをとっても、全国には税理士が約78,000人います。
その中で私より税務に精通している方は、もちろん大勢いらっしゃいます。
ひとつのことで1番と言えるものを見つけるのは、不可能に近いです。
強みとは組み合わせ
ひとつのことで1番を目指すのが難しいということであっても、いろいろなことを組み合わせれば1番になれるかもしれません。
税理士は全国に約78,000人いますが、その中で30代となると約10%と言われています。
78,000人のライバルが、一気に7,800人まで減りました。
更に、岐阜県となるともっと減ります。
岐阜県の税理士の人数がだいたい1,100人くらいですから、岐阜県の30代の税理士はおそらく100人前後でしょう。
開業税理士となるともっともっと減ります。
その中で、クラウド会計が使えて、MACが使えて、ブログをやってて、スノーボード好きで、イクメン(自称)でとなると私だけのような気がします。
「税理士×岐阜×30代×クラウド会計×MAC×ブログ×スノーボード×イクメン」
これだけ組み合わせれば、他の方にも勝てる気がします。
(これは組み合わせ過ぎですが)
このように、組み合わせで強みをつくるというのも有効な方法です。
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とりあえず出来ることをやってみる
私自身、独立後は、フリーランス・スモールビジネスの方を中心に、クラウド会計や経理の効率化などを提供していくつもりです。
ただ、最近ネット上で同じ方向性の方も増えてきていますので、強みとしてはまだ何か足らないのかなという思いもあります。
しかし、実際に独立してやってみないと、本当に自分の強みがなんなのかはわかりません。
自分では強みだと思っていなかったことが、もしかするとお客様が求めていることなのかもしれません。
また、その逆も然りです。
ですので、独立後はとりあえず出来ることをやるしかないのです。
「まずは出来ること組み合わせてやってみる、その後なんとなく方向性が見えてきて、それがだんだん強みとなっていく」
というのが私の考えです。
□編集後記□
昨日は車のハンドルが持てないくらい暑くなりました。
ふと車の温度計を見たら41度。
さすがに気が滅入りそうです
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