新型コロナウイルスもひとまず落ち着いてきたという状況ではありますが、完全に以前の状況に戻ったわけではありません。
最近の悩みは、
「お客さまと直接会って話したいけれど、いろいろと不安もあり誘いにくい」
ということです。
また、外出や人と会うことにどこまで気を遣っているか(どこまでがOKのラインか)というのは人それぞれですので、僕の考えとのズレがあるとなかなかうまくいきません。
そんな状況だからこそ、「気軽に人と直接会って話すことができることの素晴らしさや大切さ」を身に染みて実感しています。
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コロナで注目されたオンライン会議
まだ2020年が始まって半年もたっていませんが、おそらく今年の流行語対象候補には
「オンライン会議」や「テレワーク」など、コロナ関連で流行った用語が多く出てくることでしょう。
オンライン会議ツールの中でも特にZOOMは、直接会わずに会議やセミナーを気軽に行うことができるツールとして、一気に世間に知れ渡ることとなりました。
僕自身は去年独立した時からZOOMを利用していましたが、その時点ではお客さまとの利用は限定的でした。
ただ、「直接訪問するのは時間も費用もかかるため、できる限りビデオ会議での面談を増やしたい」
という気持ちもあり、特に遠方のお客様にはZOOMを利用したビデオ会議での面談を提案してきました。
その時は、僕が
「ZOOMという便利なツールがあるんですよ」
と紹介すると、みなさん一様に
「ZOOM何それ?Skypeなら知っているけど」
と言った反応でした。
それが現在は、ZOOMといえばビデオ会議ツールのことを言っていると、ほぼ100%伝わります。
お客様自身が、同業者の集まりや会合をZOOMで行うということも増えているようです。
そんな状況ですので、最近は定期面談をビデオ会議に変えることの提案がしやすくなっています。
ただ、ビデオ会議を利用する回数が増えてくると、今度はビデオ会議ではなく、直接会って話したいという気持ちが芽生えてくるものです。
特に僕は天邪鬼なのでそう思ってしまいます。
ZOOM疲れが話題に
ビデオ会議ツールを利用した会議が増えると同時に、最近は僕の周りでも「ZOOM疲れ(ビデオ会議疲れ)」という言葉を聞くようになりました。
ZOOMでのビデオ会議は便利な反面、直接の面談と違うデメリットも多くあります。
僕が感じているのは次のようなところです。
- 本題の前の雑談がしにくい
- 相手の感情が読み取りづらい
- タイムラグなどが発生する
- 話し手と聞き手が固定されがち
本題の前の雑談がしにくい
ビデオ会議の難しいところとして、「本題の前の雑談がしにくい」という特徴があります。
これは、利用しているほとんどの方が感じているのではないでしょうか?
何度も直接会っている相手だとしても、いざビデオ会議となると少し恥ずかしいものです。
人によっては、慣れてくればそうではなくなってくるのかも知れませんが、僕は毎回緊張します。
雑談は、本題をスムーズにするために大事な役割があります。
ただ、雑談が減ると雑談に時間が取られない分進行自体はスムーズにできますので、良い面でもあります。
相手の感情が読み取りづらい
ビデオ会議だと、どうしても相手の感情を読み取ることが難しくなります。
人は、相手の様々な仕草で感情を読み取ります。
また、その時の雰囲気で気持ちを察することもできます。
ビデオ会議の場合は、基本顔と音声だけですので仕草が見えませんし、場の雰囲気がわかりずらく、相手が何を考えているかを読み取りづらいのです。
タイムラグなどが発生する
ビデオ会議はインターネットの回線を利用しますので、電波が悪い場所などで利用するとタイムラグや画像、音声の乱れが発生します。
自分だけの環境を気をつけていれば良いものではなく、相手の方の環境にも左右されますので、どうしても発生してしまいます。
会話にタイムラグがあると、やりにくく感じます。
時にはイラッとしてしまうこともあります。(反省です)
話し手と聞き手が固定されがち
これは、複数でのビデオ会議の場合ですが、ビデオ会議ツールは一人が話している間に複数の人がそれを聞くといったように、話し手が常に一人です
同時に二人が話すことができません。
ですので、話に慣れている人(話好きな人)がついつい話すぎてしまい、話し手と聞き手が固定されがちです。
場合によっては、ずっと話を聞く方はストレスが溜まってしまいます。
ZOOM飲み会を開く時は、この辺りがうまくいくように工夫しないと、微妙な感じになってしまいます。
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今後も、「直接会うこと」は大切にしたい
いろいろとオンライン会議ツールのよくないところを書いてきましたが、オンライン会議ツール自体は、すごく便利ですので僕は大好きです。
これからも、仕事にもプライベートにも活用していきます。
ただ、やはり「直接会うこと」にはかないません。
今回のコロナの影響で直接会うことの素晴らしさは、世の中の多くの方が実感されたことでしょう。僕自身もすごく感じています。
ですので、「直接会うことを基本に、状況に応じてオンライン会議ツールも活用する」といった使い分けがより一層大切になります。
□編集後記□
認定支援機関の登録の申請をしようとしたら、gBizIDプライムに登録しなければならないことが分かり、しかも登録までに1週間程度時間がかかることが判明。
とりあえず、gBizIDプライムの申請をしましたが、やっぱり手続きに手間がかかるのは面倒だなと感じています。
こう言ったところを一元化して貰えばいろいろと便利なのにと感じています。
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