保険で資産運用するのはアリかナシか?

保険で資産運用
保険で資産運用
資産運用

最近、外貨建て保険に関しての苦情が多く発生しているようです。
苦情の多くが高齢者で「銀行に勧められたので預金だと思って入ったら、元本割れをした」というものです。

特に地方銀行が外貨建て保険を勧めることが多いようです。
なぜ、銀行が外貨建て保険を勧めるかというと、紹介手数料が高いからです。
ここ数年銀行は、マイナス金利などの影響から、本業である貸付業務での成績が芳しくなく、保険の販売などで収益を得ている状況です。

銀行が元本割れのリスクを十分に説明せずに販売しているケースもあり、苦情件数が6年で4倍になっているようです。
今回は、保険で資産運用することについてまとめました。

あくまでも私の個人的意見だということでご了承ください。

スポンサーリンク

保険の仕組み

保険での資産運用を考えるのであれば、保険の仕組みを考えないといけません。

保険の仕組みをすごく簡単に説明すると次のようになっています。

  1. 保険会社は保険加入者(私たち)から受け取った保険料を様々な資産に投資し運用します。
  2. 保険会社は加入者から得た保険料や投資して得た運用益などから、人件費や会社の維持費などの経費を支払います。
    そして、経費などを差し引いた残りを保険金として加入者へ分配します。
    「保険料+運用益」と「保険金+経費」との差額が保険会社の利益となります。

 

なお、保険料の金額は、将来支払うであろう保険金や、資産の運用益、保険会社の経費などを見積もって決められています。
つまり、私たちが支払う保険料には保険会社の経費が含まれているということです。

保険にもよりますが、保険料の大体30%くらいは保険会社の経費だと言われています。
つまり、保険は入った時点で30%の手数料が取られているということです。

保険で資産運用する場合は、保険は手数料が30%の金融商品となるということは覚えておきましょう。

 

保険で資産運用はオススメしない

保険で資産運用する場合は、保険は手数料が30%の金融商品となるということはお話ししました。
保険で資産運用する場合の注意点は他にもあります。

保険によっては、契約後一定期間内に中途解約する場合は、解約返戻金が少なくなる場合があります。
また、保険は契約時の予定利率(運用利回り)で保険料や保険金が決まります。
現在は超低金利時代ですので、将来的に金利が上がった時に今契約している保険だと損をする可能性があります。

金利が上がった時は、解約して新しい保険に入り直せばいいかもしれませんが、そうなると一定期間内に中途解約した場合は解約返戻金が少なくなるというリスクが影響します。
そうなると解約をするという選択ができず、保険を払い続けなければならないかもしれません。

このように、保険で資産運用をする場合は様々なリスクが潜んでいます。
確かに、定期預金と比べれば利回りがいいですが、その利回りは他の金融商品と比べても決して高いものではありません。

ですので、私は保険での資産運用はオススメしません。

 

スポンサーリンク

資産運用はiDeCoやNISAで行うべき

では、どうすれば良いのか?
結論から申し上げますと、資産運用は保険ではなくiDeCoやNISAで行うべきです。

2,000万円貯めるには

65歳までに2,000万円貯めるためにすべきこと

例えばiDeCoやNISAで投資信託を購入したとします。
購入時や運用時、売却時に手数料がかかったりしますが、せいぜい掛金の数%です。
手数料が安いものを選べば1%以下のものが多くあります。

手数料30%の金融商品と、手数料1%の金融商品では、運用益を差し引いたとしても比べるまでもありません。
また、投資信託の運用益はその商品によりますが、年利5%以上を目指すことも可能です。

このような理由から、資産運用は保険でなくiDeCoやNISAで行うべきです。

では、保険に加入するのがダメなことかというとそういうわけではありません。
あくまでも保険は、将来の保障のために加入することが重要です。

自分が亡くなった時の家族への保障や、怪我や病気で働けなくなった時の保障を保険で賄うのは大切なことです。
もちろん、自己資金で賄う余裕がある方は、加入する必要はありませんが。

つまり、将来の保障は保険で、将来の資産形成はiDeCoやNISAで行うという、適材適所という考えをすべきでしょう。

 


□編集後記□
遅ればせながら、最近はニンテンドースイッチのゼルダにはまっています。
人によってはクリアするまで100時間かかるとは聞いていましたが、寄り道好きの私は100時間以上かかりそうです。
ゲームの時間を作るためにも、タスク管理をしっかりしないといけません。

スポンサーリンク



サービスメニュー

細野祐史税理士事務所

プライバシーポリシー