日産のSUV「ムラーノ」が、約12年ぶりに日本市場へ戻ってくるようです。
かつてムラーノは、独特なデザインと高級感を兼ね備えたクロスオーバーSUVとして人気を集めました。
しかし2015年に日本での販売を終了し、その後は長らく国内市場から姿を消していました。
私も以前、Z51ムラーノ(2代目)に乗っていました。
お気に入りの車だったのですが、日本では全く売れず、国内の販売は終了してしまいました。
ただ、海外での生産・販売は続けられていました。
それが今回、再び日本で販売されることになったのです。
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かつては少し早すぎたSUVだった
今でこそSUVは自動車市場の主役ですが、ムラーノが登場した当時はまだSUV人気が現在ほど高くありませんでした。
特にムラーノは、
- 流麗なクーペ風デザイン
- 高級セダン並みの快適性
- 北米市場を意識したサイズ感
が特徴でした。
現在の市場を見ると、クーペSUVや高級SUVは珍しくありません。
しかし当時の日本では少し先進的すぎた存在だったとも言えます。
その意味では、今の市場環境の方がムラーノに適しているのかもしれません。
日本市場のSUV人気が追い風に
近年の日本市場を見ると、高価格帯SUVの人気が非常に高まっています。
以前はセダンが高級車の中心でしたが、現在はSUVがそのポジションを担うようになりました。
街中を見ても、
- ハリアー
- ランドクルーザー
- CX-80
- レクサスRX
などのSUVを見かける機会が増えています。
そうした状況を考えると、ムラーノが再び日本市場に投入されるのは自然な流れとも言えるでしょう。
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今回のムラーノは「逆輸入車」
今回の復活で特徴的なのは、日本生産ではなくアメリカ生産車を導入する点です。
新型ムラーノは北米市場向けに開発されたモデルであり、アメリカ工場で生産された車両が日本へ導入されます。
これまで日本メーカーは国内向けモデルと海外向けモデルを分けることが一般的でした。
しかし近年は開発コストの増加もあり、世界共通モデルを活用する動きが強くなっています。
ムラーノもその流れの中にある一台と言えるでしょう。
売れるかどうかは別問題
ただし、日本で大ヒットするかと言われると簡単ではありません。
アメリカからの逆輸入車のため、左ハンドルのみで、カーナビ等も基本的に日本語に対応しておらず、色々と機能制限があるようです。
また、価格は7,964,000円(税込)とかなり高額なため、競合となる車種も強力です。
また、日本の道路事情を考えると、大柄な北米仕様SUVを敬遠する方もいるでしょう。
そのため、販売台数だけを見れば限定的になる可能性もあります。
しかし、必ずしも大量販売を狙う車ではなく、
「日産にはこういう魅力的な車もある」
というメッセージ性の方が大きいのかもしれません。
まとめ
今回のムラーノ復活は、単なる懐かしの名車復活ではありません。
日本のSUV市場が成熟し、高級SUVへの需要が高まった今だからこそ実現した再導入と言えます。
また、北米モデルをそのまま導入する点からも、これまでの日本市場向け戦略とは少し違った方向性が見えてきます。
かつては少し早すぎた存在だったムラーノですが、今の日本市場であれば、その魅力がより正しく評価される可能性があります。
ただ、今回の導入は逆輸入車ということもあり、販売台数は多くはないでしょう。
私自身も、ムラーノが復活したらぜひ乗りたいと思っていましたが、今回は敬遠します。
いつか、日本仕様車が発売することを願っています。
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