最近、朝のニュースなどでは、消費税についての特集がよく組まれています。
特集の多くはやはり軽減税率についてです。
軽減税率の対象か否かは、私たちのような専門家でも頭を悩まします。
そんな中、先日聞いたラジオでは「増税前に大きな買い物をする予定はあるか?」といったアンケートが実施されていました。
アンケートの結果を聞くと、意外と「買い物をする」と答えた方が多くいらっしゃいました。
しかし私は、
「ものを購入するかどうか迷った時は、消費税が上がるからという理由で購入すべきではない」
と考えています。
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増税は人の判断を鈍らせる
消費税の増税まで残り1ヶ月を切りました。
インターネット上では、駆け込み購入を促すような通販サイトも多く存在します。
冒頭でもお話ししましたが、「増税するからと言って駆け込みで購入するのはやめた方が良い」というのが私の考えです。
本当に必要なものであれば購入すべきですが、購入するかどうか迷っているのであれば本当に必要となった時に買うべきです。
皆さんはタイムセールなどで、ついつい必要のないものを購入してしまい、結局使わなかったという経験はありませんか?
私は何度かあります。
特にアマゾンのセールには何度もやられています。
そもそも本当に必要なものであれば、タイムセールや増税関係なく購入しているわけで、タイムセールだから買うというものは必要のないものである確率が高いものです。
購入するかどうか迷って購入したはいいけれど、結局使わなかったでは2%どころの損ではありません。
ですから、購入するかどうか迷うのであればやめておくのが得策です。
2%の差額に価値はあるのか?
そもそも、消費税が増税されると言っても「2%」です。
1万円のものを買ったとしても200円です。
200円の得をする為に使うかどうかわからないものを購入し、結局使わなかったとなると1万800円の損となります。
200円のために一か八かのリスクをとるべきではありません。
そもそも、ものの価格というのは常に変動しています。
特に家電はその傾向が強く、発売してすぐは価格が1番高いのですが、月日の経過とともにだんだん下がっていくものです。
そう考えると、増税後の方が安くなることもあり得ます。
(アップル製品などの価格が下がらないものは除きます)
家電の価格の推移については、価格ドットコムの価格推移グラフというものが参考になります。
私は、高い家電を買う場合は、この価格推移グラフをまず見るようにしています。
すると短期間でも上がったり下がったりしていることがよくあります。
その時は最安値の店でも、1週間前と比べると価格が上がっているということも。
消費税の駆け込み需要を見越して、一時的に価格が上がることも考えられます。
また、消費税増税後は、一定の対象店舗でキャッシュレス決済で買い物をすれば、5%または2%のポイントが還元される制度があります。
詳しくは、キャッシュレス消費者還元事業のホームページを参照してください。
こういったことを活用すれば、増税後に買ったとしても2%以上安く買える可能性があります。
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買っておいても良いもの
それでも増税前に買っておいて良いものは存在します。
- そもそも必要なもの
- 消耗品
- 買う予定があり、増税後も値引きされないもの
これらは、増税前に買っておいても良いでしょう。
そもそも必要であれば購入するかどうかを迷う必要はありません。
また、必ず使う消耗品も買っておいて良いでしょう。
私も息子のオムツは、楽天スーパーセールで少し買いだめしておきました。
買う予定があり、増税後も値引きされないものも買っておいて良いです。
ただし、あくまでも買う予定があるものです。
買うかどうか悩んでいるものは、本当に必要となった時に購入しましょう。
□編集後記□
昨日は、独立後に向けてお客様との打合せ。
無事に契約が決まり、ホッとしています。
やはり、雇われの立場での契約とは嬉しさが全然違いました。
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