いよいよ、税理士試験本番が迫ってきました。
税理士試験は、ほんの少しの差が合否に影響してきます。
ですので、税理士試験本番では、あらゆる手段を使って少しでも合格率を上げることが大切です。
(もちろん、ルールの範囲内での手段です。)
今回は、税理士試験本番で、私が使っていた3つのテクニックを紹介します。
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ルールの範囲内で攻める
税理士試験には細かなルールがあります。
試験中に使用できるものも細かく決められております。
具体的には、「受験票、筆記具、修正液又は修正テープ、計算器具(そろばん又は計算機)、定規、ホチキス及び時計以外のもの」は使用禁止です。
なお、修正液や修正テープの使用は今年から認められたようです。
また、水分補給のためのペットボトルも今年から認められました。
(去年も認められましたが、去年は例外的に認められるというカタチでした)
もちろん、ルールは守るのは絶対ですが、私は、ルールの範囲内で攻めることも試験に合格する上では必要だと感じて、次のことを実践していました。
税理士試験で使っていたテクニック
では、私が税理士試験本番で使っていたテクニックを紹介します。
(テクニックと言うと大げさかもしれませんが、小ネタだと思ってください。また、もうやっているという方はスルーしといてください。)
私は、税理士試験本番で次のことをやっていました。
- 受験票をテープで貼る
- 受験番号をゆっくり書いて解答用紙をじっくり見る
- 重要なメモは答案用紙の欄外に書く
受験票をテープで貼る
税理士試験では、受験票を机の右上か左上の受験番号の下に置かなければなりません。
わたしはこの受験票をセロハンテープで止めていました。
これをやるのとやらないのとで、何かが大きく変わるわけではないのですが、少なくとも試験中に受験票が落ちることがなくなります。
万が一試験中に受験票が落ちて10秒でもタイムロスをしたら、その10秒が命取りになるかも知れません。
そういった万が一を極力無くすのも大切なことです。
毎回周りを見渡してもやっている受験生は少数でしたので、なぜやらないのか疑問に思っていました。
すぐにできることですので、受験票をセロハンテープで止めるのはオススメです。
受験番号をゆっくり書いて解答用紙をじっくり見る
税理士試験では、問題用紙よりも先に答案用紙が配られます。
そして、答案用紙の全てに受験地と受験番号を書くのですが、このときに答案用紙の内容を見ることが出来ます。
そしてその答案用紙の内容からある程度、問題を推測することができます。
ですので、受験番号はゆっくり慎重に書いて、答案用紙はじっくり見るべきです。
ここで答案用紙の内容を把握しておけば、極端なハナシ試験時間が1分2分延長されるのと同じ効果が得られます。
1分、2分はものすごく大きいです。
税理士試験を何度も受けている人にとっては当たり前のことかもしれませんが、特に初めて税理士試験を受けられる方に実践していただきたいです。
答案用紙をじっくり見て問題を推測することは、答練のときから習慣付けておいた方が良いでしょう。
ちなみに、あまりにもあからさまに見ていると注意されますので気をつけてください。
(私も注意された経験がありますので。)
重要なメモは答案用紙の欄外に書く
特に計算問題を問いているときに、重要なことを忘れないように、とりあえずメモをすることがよくあります。
しかし、メモはしたけれど、そのメモを書いたことを忘れて解答してしまい、間違えてしまうことがよくあります。
税理士試験では、その1つのミスが命取りとなるのはいうまでもありません。
ですので、メモを書く場所は絶対に見落とさない場所に書く必要があります。
では、どこに書くとよいかということですが、私は重要なことは絶対に見落とさないように、「答案用紙の欄外」に書いていました。
答案用紙には解答以外のことは書いてはいけないと思われる方がいらっしゃいますが、そんなことはありません。
試験の注意事項にも「答案用紙の指定場所以外に書かれたことは採点しない」旨が書かれています。
ということは、指定場所以外に何を書いても減点されないということです。
もちろん、限度がありますので、あまり必要でないことを書くのはオススメはしません。
本当に重要なメモだけにしておいたほうが無難です。
ちなみに私の場合、相続税法では、特例対象宅地等のメモ(居とか、事とかです)を答案用紙に書いていました。
その答案で合格していますので、問題はないと思います。
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ルールは絶対守る!
以上、3つのテクニックを書いてきましたが、最後に注意事項を書いておきます。
税理士試験のルールは絶対守りましょう!
まれに、試験時間が終わっているの答案用紙に書き続けて試験官に注意されている方がいらっしゃいます。
そういった行為はルール違反ですので、受験番号を控えられて不合格となっても文句は言えません。
あくまでもルールの範囲内でギリギリを攻める必要があります。
□編集後記□
岐阜は良くも悪くも地味なのが売りだと思っています。
岐阜が悪いニュースで有名になるのは、岐阜県民としてはツライです。(岐阜県民じゃなくてもツライですが。)
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