資格試験に合格するための勉強のコツというのはいろいろありますが、その中でも特に重要なのは「苦手をいかに無くすか」です。
特に出題範囲の広い資格試験の場合は、得意な箇所と苦手な箇所との差が顕著な人よりも、得意な箇所も苦手な箇所もなく平均的に点数を取れる人の方が合格できる確率が高くなりやすいものです。
苦手をなくすための勉強法についてまとめました。
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勉強は、苦手をいかに無くすかが大切
勉強で成績を上げ、試験に合格するにはいかに苦手を無くすかにかかっていると言えます。
もちろん、これは税理士試験においても同様のことが言えます。
税理士試験に合格するには、苦手を無くし満遍なく点数を取ることが大切です。
このことについては、今までこのブログでも何度も書いています。
苦手を無くすと言っても、難しい問題も含めて全ての問題が解けるレベルにするというわけではありまん。
あくまでも基礎的な問題で苦手がなくなるように勉強するということです。
しかし、苦手を無くすことが大切だとしても、まずは自分が苦手なところが何なのかがわからなければ無くしようがありません。
苦手をなくすためには、まずは自分の苦手を知ることが大切だと言えます。
- 苦手を知り
- 苦手を克服する
この言う流れを繰り返すことで徐々に試験で高得点が取れるようになっていきます。
自分の苦手なところを知る方法
苦手なところを知るにはいろいろな方法があります。
最も有効かつシンプルなのは、
「問題集や答練をたくさん解いてみること」
です。
ただし、何も考えずになんとなく問題を解いているようでは意味がありません。
大切なのは、1問1問を解く意味を考えることです。
考えながら解くことで、自分が理解していない箇所や、苦手なところが明確になってきます。
勉強を始めたばかりの段階であれば、ただひたすら問題を解きまくるのでも問題ありませんが、徐々に勉強に慣れてきてからは間違いノートを作成するのをオススメします。
私は税理士試験の直前期から間違いノートを作成するようにしていました。
間違いノートを作成してみると、なぜか同じところでミスをしたりするところがあることに気付きます。
つまりそこが、自分の苦手なところがなのです。
苦手なところが分かってしまえば、あとはそれを克服するだけです。
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苦手を克服するには、苦手なテーマの問題ばかり解いてみる
自分の苦手を知ったからと言って、その苦手を克服するのは簡単なことではありません。
しかし、正しい勉強をすれば苦手を克服することは可能となります。
私は簿記論を勉強していたとき、為替予約がどうしても理解できませんでした。
試験で出題されたらやばいなぁとは思っていたのですが、どうしたら苦手を克服できるのかわかりませんでした。
しかし、簿記論に合格するためには苦手な部分を無くさなければなりません。
このままではいけないと思った私は決心をして、為替予約の問題だけを解く日を作ってみました。
他の単元の問題や総合問題は無視をして、その日はひたすら為替予約関連の個別問題を解きました。
すると、はじめは苦戦して間違いだらけだったのですが、問題解く回数が増えるにつれて徐々に正解が増え、苦手意識が無くなっていきました。
そして最終的には、為替予約の問題に苦手意識がなくなり、得意と言えるようなレベルまでに達しました。
苦手をなくすのに特効薬はありません。
苦手な部分の問題をひたすら解くことで苦手を克服することができるのです。
まとめ
資格試験に合格するために苦手を無くすことの大切さについてまとめました。
まずは、
- 苦手を知り
- 苦手を克服する
という流れを作ること。
そして苦手を克服するには、ひたすらその苦手な問題を解いてみることです。
苦手を克服できれば、自然と成績も上がっていくでしょう。
□編集後記□
今日は午前中は自宅で作業をして、午後から顧問先へ訪問。
その後ジムへ行くという1日でした。
先週末に岐阜県内のスキー場がオープンしました。
今年は雪がある程度降れば良いなぁと思っています。
ちなみに新しい板も購入しました。
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