新しいことを始めようと思ったときに、「最初から良いものを」と思ってしまう方は意外と多いです。
特に、こだわりが強い方ほどその傾向が強いものです。
ちなみに私もその中のひとりでした。
しかし、新しいことを始めるときは、とりあえず何も考えずやってみたほうが意外にうまくいくものです。
スポンサーリンク
新しいことを始めるとき
なにか新しいことを始める時に取る行動は、大きく分けて2つのパターンがあります。
1つは事前に入念に下調べをする方法です。
「何からやるべきなのか」とか、「道具はどうすればよいか」とかを書籍やネットなどで調べます。
入念に調べて準備が万端になってからさあ、始めようという感じです。
私がよくやるのがこのパターンです。
そしてもう1つは、とりあえずやってみようという方法です。
事前にあまり下調べをせず、とりあえずやってみてから考えます。
なにかを始めるには勢いも大事です。
どちらもメリット・デメリットがありますので、どちらが良いかは決められませんが、最近はとりあえず「エイヤー」でやってみるのもアリだなと思っています。
私は受験生時代から、税理士ブログマニアかってくらい、税理士の方が書かれているブログを読んでいました。
その時から、いつかは自分もブログを始めたいと思ってはいました。
しかし、ブログを始めたいと思ってから実際に動き出すまでは1年以上かかりました。
最近は、もっと早くやっていれば良かったと感じています。
なぜ、始めようと思ってから実際に始めるまで1年以上かかったのかと言いますと、下調べをしすぎて、
「始めるなら、最初からある程度のクオリティのものを作りたい」
という考えになってしまったからです。
もちろん目標が高いことは悪いことではないですが、あまり自分でハードルを上げてしまうと、今度は始めることに躊躇してしまいます。
まずは始めてみることが一番大事
何事もまずは始めてみないと何も始まりません。
事前にどれだけ情報収集したとしても、事前にどれだけイメトレしたとしても、実際に経験してみると違っていることが多いものです。
1番良くないのが、「やらない」ということです。
やらなければ何も得るものがありません。
やりたいと思ったらとりあえず始めてみましょう。
始めてみたら、何かしらは得られるものがあるものです。
始めてみた結果、自分に合わないと思ってやめれば良いのです。
私の場合のブログの例ですと、ただブログを読むだけだった頃と自分がブログを始めてからでは、同じ記事を読んだとしても違った見方ができています。
文章を書く側の視点をで見ることができるからです。
ブログを始めてからは「この記事の言いたいことはなにか?」「この記事を書く意図はなにか?」などを考えることができるようになりました。
ただブログ読んでいただけの頃より、何倍も得られるものがあります。
もちろん、ブログを始めて良かったと思ったことは、その他にもいろいろあります。
ですから、始めるならもっと早いほうがよかったなと思っています。
スポンサーリンク
クオリティは後でも上げられる
何かを始めるのであれば、できるだけクオリティの高いものをと考えるのは当然です。
しかし、最初からクオリティの高いものを求める必要はありません。
徐々にクオリティを高めていけば良いのです。
始めから良いものを作ろうとすると、私のように始めるかどうか迷って1年間を過ごすことになるかもしれません。
最初はみんな初心者ですから、恥ずかしいことはありません。(初心者の私が言うのもなんですが。)
私のブログも、これから少しずつクオリティを高めていければと思っています。
今回はブログで例えましたが、ブログ以外の勉強や趣味でも同じことが言えます。
もしも税理士を目指すかどうか悩んでる方や、ブログを始めるかどうか悩んでいる方がいらっしゃいましたら、始めから高いクオリティを求めず、とりあえず行動してみましょう。
□編集後記□
今日は税理士試験1日目です。
自分は関係ないと思いつつも、なんかソワソワしてしまいます。
今日、試験を受けられた方お疲れ様でした。
スポンサーリンク