税理士試験に合格するために大事な要素はたくさんあります。
私は、試験当日のイメトレをほぼ毎日行なっていました。
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イメトレの効果
イメトレ(イメージトレーニング)は、アスリートなどがよくやっているトレーニング方法です。
「実際には体を動かさずに、本番のイメージを思い描くことで技術などを磨くこと」をいいます。
このイメトレには集中力を高める効果もあります。
特にスポーツの場合、イメトレの効果は絶大です。
イメトレの良いところは
「場所や時間を選ばない」
ということです。
頭の中で出来るので、移動中や寝る前、お風呂の中などいつでもどこでもできます。
費用などもかかりません。
私は、
「コストがゼロで、リターンが無限大の最強のトレーニング法」
だと思っています。
税理士試験もイメトレが大事
私は税理士試験の直前期は、毎日イメトレをしていました。
どんなことをイメージしていたかと言うと、もちろん、試験当日のことです。
- 何時に起きて
- 何時に家を出て
- 何時の電車に乗って
- 何時に会場に着いて
- 試験が始まるまではどのように過ごして
- 試験中はどういう順番で解くか
といったことです。
おそらく、試験開始後のイメトレをする人は多いと思いますが、私は起きてから試験が終わるまでのイメトレをしていました。
朝起きてからが試験という考えです。
これをするのは、
「当日に試験以外で脳を使うことを極力少なくしたい」
ということと、
「不足の事態が生じても対処できるようにしたい」
といったことからです。
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イメトレをするためにやっておくこと
試験当日のイメトレをするには、一度当日と同じように過ごしてみることが大切です。
試験当日と同じ時間に起きて、同じ時間の電車に乗り、試験会場へ実際に行ってみてください。
これをやったのとやってないのとでは、イメトレの効果が全然違います。
私の場合は名古屋が試験会場だったのですが、直近3年間は愛知大学が会場です。
岐阜から名古屋までは電車で行きますが、名古屋駅から試験会場までは電車で1駅分なので徒歩でも行ける距離です。
私は前もって試験会場まで歩いてみることで、どんな道だとか、実際に掛かる時間はどれくらいかとかを試しました。
歩いてみた結果、電車のほうが理論の復習ができるため、合格するためにはそっちのほうが最善だと思ったので、当日は電車で行きました。
こうやって、
「試験当日に最善と思われる行動」
を事前に構築しておくのです。
そうすれば当日は機械のようにそれをこなして、あとは試験に集中するのみです。
私自身、これが徹底できた年は合格しています。
今、税理士試験受験生(特に税法科目の受験生)の皆さんは大変な時期だとは思いますが、空いた時間に当日のイメトレをしてください。
そうすれば合格に近づくと思います。
□編集後記□
今日は初めて岐阜県相続診断士会の例会に参加します。
いろいろな業界の人の話が聞けるといいなと思います。
□読了本□
なぜ倒産 23社の破綻に学ぶ失敗の法則
成功体験から学ぶことはたくさんありますが、失敗体験から学ぶことはもっとたくさんあります。
経営者の人は良いことも悪いことも想定しておかなければなりません。
倒産しないためにはどうすればいいかを考えさせられる本です。
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