税理士試験を受けられた方、お疲れ様です。
試験を受けた後は、解答を復元してしっかり自己採点をする人もいれば、全く自己採点しない人もいます。
ちなみに私は、自己採点は適当派でした。
自己採点をどこまですべきかについてまとめました。
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自己採点をどこまでするか?
税理士試験が終わったあとに自己採点をどこまでするかは意見が分かれるところです。
「答案の復元をして、細かく自己採点をすべき」という意見もあれば、「自己採点はすべきでない」という意見もあります。
私は自己採点はするけど、ある程度適当にやっておけば良いという考えでした。
それには、次の理由があります。
- 合格発表日までの過ごし方の目安にする
- 採点基準が公表されていない
- 結果は変わらない
- 他のことに時間を使うべき
合格発表日までの過ごし方の目安にする
試験日から合格発表日までは約4ヶ月あります。
来年の試験のことを考えると、4ヶ月間の過ごし方はとても重要になります。
試験の結果が出てから次の科目をどうするか決めていては遅すぎます。
今年の試験のできが良さそうなら、次の科目の勉強をすべきですし、全くダメなら、来年も同じ科目を受けるのかどうかを考えなければいけません。
ですから、自己採点は一応しておいた方が良いです。
採点基準が公表されていない
自己採点はした方が良いですが、適当で良い理由です。
そもそも採点基準が公表されませんので、予備校の解答に従って採点するしかありません。
予備校の採点基準と実際の採点基準とがどれくらい違うのかは、試験委員しかわからないところです。
採点基準が公表されていいない以上、細かく自己採点してもそれが正解かどうかはわからないので、適当で良いという考えです。
結果は変わらない
試験はすでに終わったので、今更あがいても結果は変わりません。
ですから、過去のことを考えるよりも未来のことを考えるほうが大事です。
また、自己採点していると、自分のミスに気づくことがあります。
普段はやらないようなミスをするのも本試験です。
ミスに気づいて落ち込み、この先引きずるようであれば、自己採点自体もやらないのも手です。
他のことに時間を使うべき
せっかく試験が終わったばかりなのに、まだ税理士試験のことに時間を使っていたらもったいないです。
税理士試験は長いので、試験が終わった時くらいは息抜きをして、自分のやりたいことに時間を使うべきです。
2時間とかかけてじっくり自己採点するくらいなら、ビールを飲んで美味しいものを食べて笑っていた方が何倍も有意義です。
どこまで適当にやればいい?
では、どこまで自己採点を適当にやればいいのかが気になるところです。
私の場合は、次のようにやっていました。
- 予備校が発表した解答を見る
- たぶん正解しているであろう部分を数える
- 合計で点数を出す
1番オーソドックスなやり方ですが、1番シンプルで時間もかかりません。
このやり方であれば、5分くらいで大体の点数がわかります。
点数は大体で良いです。
よくネット上では、
「この部分が出来ていないなら無条件で不合格となる」とかもっともらしく、様々なことが議論されていますが気にすることはありません。
その部分ができていなくても、他の部分ができていれば合格できますし、他の部分でも点数が取れていなければ合格できません。
結局は全体のバランスで合否を判定しているのだろうというのが私の経験から得た答えです。
ですので、どこが出来たかとかは考えるだけ無駄です。
私の場合は毎年このようなやり方でしたが、合格確実を超えた年はすべて合格していましたし、ボーダを超えて不合格だった年は1度だけです。
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1ヶ月間はやりたいことをやろう
今年で官報の方以外は、9月からまた来年に向けての勉強が始まります。
ですから、自己採点は適当に済ませて、この1ヶ月間は自分がやりたかったことをやりましょう!
読みたい本が溜まっていたら本を読むのも良いですし、禁酒していたのならお酒を飲むのも良いです。
ゲームをするのも良いですし、サーフィンを始めるのも良いです。
税理士試験に向けていた情熱を、他のことに向けましょう。
また、周りの方への感謝の気持ちを表すのも大切です。
私の場合は、試験が終わった日に妻と一緒に焼肉を食べに行くのが恒例となっていました。
人生のうち、今年は1回しかないわけですから楽しむことも大事です。
この1ヶ月を思いっきり楽しんだことが、きっと来年の試験へ向けての活力となるでしょう。
□編集後記□
いよいよお盆休みですが、今年は台風が来そうですね。
お盆休み中にホームページを完成させようと思っています。
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