各予備校では、2020年の税理士試験に向けてそろそろ授業が始まるころです。
最近は、Twitterでも教材が届いたというツイートが多くみられます。
受験生の皆さんは、来年の試験に向けてやる気が満ち溢れていることでしょう。
しかし、税理士試験本番まではまだ1年くらいあります。
長い勉強期間中にやる気を持続させることが税理士試験を合格する秘訣でもあります。
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授業が始まってすぐの今が1番やる気がある
来年の試験に向けて新たに授業が始まった今は、何をしなくてもやる気が出るものです。
来年初めて税理士試験を受ける方は、楽しみが半分不安が半分かもしれませんが、合格に向けてやる気が満ち溢れていることでしょう。
また、今年試験を受けられた方は、次の科目に向けて、または今年の科目のリベンジに向けてやる気満々のはずです。
授業が始まってすぐの時点から、すでにやる気のない方はいないはずです。
やる気のある時であれば、自然に勉強に向かうことができます。
授業が終わった後の復習もしっかりできるものです。
しかし、今やる気があるからと言ってあまり飛ばしすぎるのは、あまりオススメできません。
税理士試験は1年間という長い期間をかけて勉強するものだからです。
もし今の時点からあまり飛ばしすぎると、試験の前に息切れしてしまうかもしれません。
そうならないためにも、なんとなくでも1年間の勉強期間をイメージしておきましょう。
試験に向けて徐々に気持ちを高めていき、最後に一気にラストスパートをするのが私のスタイルでした。
合格の秘訣はやる気を持続させること
税理士試験に合格するための秘訣はいろいろありますが、もっとも大切なことは「やる気を持続させること」です。
1年1科目ずつ合格したとしても、5科目合格までには最短で5年の勉強期間を要します。
私もやる気を持続させることにはすごく苦労しました。
実際に私も5科目合格するまでに、最初に試験を受けた年から8年かかりました。
8年のうちには全く勉強をしなかった年が2年あります。
この2年間がなければもっと早く合格していたことでしょう。
しかし、税理士試験の勉強をしている期間、常にやる気を持続させるのはなかなか難しいものです。
何年間でも常にやる気を持続させることができるという特殊な人以外は、休むときは休みつつ、やるときはやるという、メリハリをつけることも必要です。
また、やる気を持続させるには、毎日コツコツと勉強を続けるということも大切です。
勉強をやらない期間を作ってしまうと、また勉強を再開するのには大変な労力が伴います。
連休明けに学校に来なくなりリタイアする人が多いのもそういった理由があるります。
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年内の勉強方法
年内の勉強は、予備校の宿題を確実にこなすことがもっとも大切です。
宿題を確実にこなせば、年内に計算問題をある程度解けるレベルには到達します。
また、理論暗記についても予備校の小テストの範囲をこなしていけば充分です。
やる気のある時にやってしまいがちなミスが、ついつい勉強をしすぎてしまうことです。
調子が良いからといって、次の日の分までやってしまうと次の日にやることがなくなってしまいます。
そうなると、次の日に「昨日たくさん勉強したから今日は休もう」と思ってしまうかもしれません。
勉強をしなくても良い理由を作りたがるのが人間です。(実際に私がそうでした)
こうしたことがきっかけで勉強のリズムが狂うこともあります。
今の時点から、あまり焦っても良いことはありません。
ですから、特定の日にまとめて勉強するのではなく、毎日コツコツ勉強を続けるようにしましょう。
年内は焦らず基礎を固めることを徹底しておこない、年明け以降から徐々にペースを上げていくと良いでしょう。
□編集後記□
昨日は、最近治したばかりの歯が取れたので歯医者へ。
最強クラスの接着剤を使って治してもらいました。
どうも私は噛む力が強いらしいので、あまり強く噛みすぎないように気をつけたほうが良いみたいです。
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