人の性格は大まかに分けると、楽天家か心配性かに分けることができます。
ちなみに私の性格はかなりの心配性です。
石橋を何度も叩かなければ前に進むことができません。
以前は心配性であることが自分の欠点であると考えていましたが、最近では強みであると考えるようになりました。
心配性の強みについて考えました。
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心配性の悪いところ
心配性な性格は、新しいことを始めるのを妨げる要因になります。
新しいことを始めるチャンスがあっても、失敗を恐れてチャンスを逃してしまうことも。
これが楽天的な性格であれば、後先を考えずにとりあえず始めてみようということもあり得ます。
とりあえず何も考えずに直感で始めたことほど、意外に成功したりします。
いろいろな経営者の方とお話ししていますと、
「後先を考えずにとりあえず独立してみた」いう方は意外に少なくありません。
そういう方は行動力がある方が多いので、失敗することも多いですが、成功をつかむ確率も高いのは間違いありません。
失敗をすることも少ないけれど、成功することも少ないのが心配性の特徴と言えます。
心配性の良いところ
心配性の最大の強みは失敗をしにくいことにあります。
何か新しいことを始めるときに、心配性であればエイヤーでいきなり始めてしまうようなことはありません。
いろいろなことを想定して計画を立てて、「いける」と思ったら前に進めます。
事前に細かく計画を立てておけば、失敗する確率を下げることができます。
私も自他共に認めるかなりの心配性で、石橋を何度も叩いて渡るタイプです。
時には渡らない時さえあります。
ですから、税理士として独立するために、独立予定日の9ヶ月以上前からいろいろな準備をしてきました。
具体的には次のようなことをやってきました。
- ひとり税理士の方が主催するセミナーに参加
- ブログを始める
- 税理士として独立したい方向けのセミナーに参加
- 会計ソフトや税務ソフトを検討する
- 金融機関主催の創業セミナーに参加
- ぎふ起業家育成塾に参加
- ホームページの作成
- 事業計画書の作成
- 創業融資の相談
- 書籍をたくさん読む
上記にあげた以外にも、独立開業に向けていろいろな行動をしてきましたし、現在も進行中です。
こうやって見ると活動的であると見えるかもしれませんが、
「心配性であるがゆえ、これらを進めないと独立に向けて不安で不安で仕方がなかった」
というのが本当のところです。
その不安な気持ちを紛らわせるために行動してきたのです。
しかし、私が心配性でなく楽天的な性格でしたら、ここまでの行動を取れなかったでしょう。
ですから、心配性という性格は強みだと言えます。
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自分の性格を理解することが大切
楽天家であっても、心配性であっても、一番大切なのは自分の性格を正しく理解することです。
自分の性格は変えようと思っても変わるものではありませんし、変える必要はありません。
どのような性格も良い面もあれば、悪い面もあるものです。
心配性が強みとして活きるのであれば、その部分はそのまま活かすようにしましょう。
逆に弱みとなるのであれば、その弱みを補えるように考えましょう。
例えば、心配性な性格の場合は、なかなか行動に移せないのが弱みですから、誰かに背中を押してもらうようにしましょう。
また、楽天的な性格であるのであれば、すぐに行動をして失敗してしまうことがあるのが弱みですから、すぐ行動する前に誰かに相談するようにしましょう。
このように、自分の性格を正しく理解していれば、行動次第で欠点を補うことができ、間違った判断を極力減らすことができます。
まずは「自分が心配性なのか、楽天家なのかどちらに該当するのか」から考えてみることをオススメします。
□編集後記□
私が朝歯を磨いているときにえずくと、息子もそれを見て真似をします。
息子の成長には感動させられますが、私が咳をしているときも咳をする真似をするので、本当に咳が出ているのかわからないことがあるのが困るところです。
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